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株主の皆様にはますますご清栄のこととお喜び申しあげます。
さて、当社グループの第204期第2四半期連結累計期間(平成23年4月1日から同年9月30日まで)の概況につきまして、ご報告申しあげます。 当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、東日本大震災の影響により大きな打撃を受けましたが、その後サプライチェーンの復旧による生産活動の回復が進み、大幅に落ち込んだ景気も持ち直してきました。しかし、電力供給の不安定さや欧米における金融不安による景気減速懸念、円高の進行など、景気の先行きは不透明な状況が続きました。 当社グループの主力である繊維部門が属する天然繊維業界においては、製品デフレや需要の低迷、綿花価格高騰の影響などにより、きびしい状況が続きました。 非繊維部門の主要販売先である自動車業界は、期後半からは、大震災で寸断されていたサプライチェーンの復旧による生産の正常化によって、回復基調で推移しました。住宅関連業界は、きびしい所得・雇用情勢が続くなか、借入金利の低下や政府の住宅購入促進策の効果などにより、新設住宅の着工は、低水準ながらも持ち直しの動きが見られました。 このような環境下にあって当社グループは、2年目を迎えた中期経営計画「総意・総力(SS)'12」の目標達成に向け、そのテーマである「事業の再構築と海外展開の加速」に沿って、既存事業の収益改善に取り組むとともに、当社グループ独自の技術力・営業力を発揮し、アジアを中心とした市場開拓や生産力の強化、また新商品・サービスの開発に努めました。 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は797億円(前年同期比14.4%増)、営業利益は26億8千万円(同89.2%増)、経常利益は27億8千万円(同94.2%増)となりましたが、四半期純利益は前年同期に比べ特別利益が減少したこともあり、17億2千万円(同38.0%減)となりました。 また、グループ力強化を図るため、5月3日を効力発生日とする簡易株式交換を行い、連結上場子会社であった「倉敷機械㈱」を完全子会社としました。 さらには、化成品事業の拡大のため、8月に高機能性フィルムの製造工場「三重工場」の建設に着手しました。 なお、当事業年度の中間配当につきましては、前事業年度と同様見送らせていただくことといたしました。 今後のわが国の経済情勢につきましては、欧米景気の先行き懸念や中国をはじめとする新興国経済の成長鈍化、円高や電力供給の不安定さなどによる国内産業空洞化の加速等、景気の下振れリスクが高まっております。 このようなきびしい経営環境下において、当社グループは現在推進中の中期経営計画「総意・総力(SS)'12」の目標達成に向け、メーカーとしての技術・開発力の強化とグローバルな生産・販売体制の一層の拡充を図ってまいります。また、顧客ニーズにあった付加価値の高い商品・サービスの開発・提供および新事業分野の開拓や新規事業の育成・拡大に注力するとともに、安定的な収益の確保に努め、企業価値の向上および株主共同の利益の最大化を目指してまいります。 また、当社グループは、常に社会から信頼され、安心感のある企業グループとして支持していただけるよう、環境への配慮や法令・ルールの遵守といった社会的責任を全うしていくとともに、豊かで健康的な生活環境づくりを目指した誠実かつ公正な企業活動を行っていく所存であります。 なお、タイ国で発生した洪水により、当社の一部の関係会社が被害を受けておりますが、全力をあげて早期の復旧に取り組んでまいります。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申しあげます。 2011年11月 |
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